横浜・山手西洋館の窓辺は高さがあるので「紐引きレール」が使われていました。
クラシックな洋画の世界では、お嬢様のお部屋のカーテンを召使いが紐を引いて開けるなんて絵がありましたね。
ここは横浜山手外交官の館、ここのカーテンは紐引きで開けるカーテンでしたよ
高いとこやカーテンに手を添えないで開閉できるのが紐引きレールの良いところ、ここでは吹抜け窓のカーテンレールを紐引きレールにお取替えしました。
レース用のレールは開閉をしないので通常レールでも良いと仰っていただき、別々のレールを付けることになりました。
まずは4.7mの吹き抜け窓の取付位置まで手が届くように、組立て足場を設置します。
この吹抜け窓の厚地のカーテンは紐引きレールで開閉できるようにしたところです。
左寄せになるため左に滑車があって左下に操作コードが伸びています。
それを引くことでカーテンに触れることなく開閉が出来るって訳です。
隣の通常丈のカーテンは形態安定加工ができたのですが、4.7mのカーテンは「特殊丈縫製」となり形態安定が掛けられませんでした。
左右で雰囲気が違ってしまってもったいなかったのですがU様にはご理解を頂けて良かったです。
こんなちょっと困ったご相談もお気軽にお声掛けくださいね。