12月の声を聞く頃、リビングのカーテンを掛け替えたいとのお話を頂きました。N様のリビングは何度か伺ったことがあり、柔らかい色合いのクラシックスタイルのカーテンが掛かっていました。
お孫様がリビングで宿題をするときやTVを見るときに太陽が眩しすぎて困ってしまうという事で、遮光度の高いものがご希望でした。といっても素敵じゃなきゃ、お部屋のイメージに合わなくてはいけません。
そこでお部屋のアクセントに使われているブルーをテーマにいくつかお選びになった中から織りで魅せる川島織物セルコンのモリスデザインスタジオから遮光のウィローボウをお選びになりました。
本来のウィリアムモリスのウィローボウは天然素材のグリーン系で、陽射しを遮るのにはあまり適しません。
掃出し窓前は一日中陽射しが入る一等席、だから余計眩しいんです。
そこで遮光度の高いカーテンを三分割して掛けました。眩しさに困るときに、必要な場所に遮光するようにカーテンを引けるようにしました。
チェスト裏の小窓は通常サイズより大きく作りタッセルで束ねた時に綺麗なスタイルが出るようにしました。
また、小窓と並んで飾ってある絵画に掃出し窓からの陽射しがあたり色褪せてしまうとカバーを作ることにしました。
アクセントカラーとコーディネートの為クッションを3つ、カーテンと同じウィローボウ柄を2つ、濃い無地ブルーを一つお作りしました。3つってコーディネートしやすい数なんですよ。
そのクッションカバーに使った無地ブルーをアクセントにして作った絵画カバーとの相性もバッチリですね。