大きな戸建て住宅の窓辺のファブリックスをご相談いただきました。
まずはご自宅にてどこの窓に何を設置したいか伺っていき、それに合わせて採寸していきましょう。
それを元に後日ショールームにご来店いただき、製品や操作方法を検討しました。
まずは主寝室、窓とエアコンの設置位置の関係で窓枠上にレールを設置できません。そこでカーテン用のレールは窓枠に、レース用のカーテンは窓枠内に設置するスタイルで納めさせていただきました。
洋室には２つの高さの違う窓、出来たら同じ位置からカーテンを下げたいと思ったのですが、レールを設置したい場所に下地がなく同じ位置に設置することはかないませんでした。
お選びになったカーテンはコットン100％、生地の収縮率が高いためサイズはそのことを考慮して大きめに制作しましたが、ドライクリーニングをおススメします。
和室の外側にはサンルームがあり、その窓にも遮熱機能や遮像機能を持ったレースを掛けましたので和室の窓には遮光カーテンを掛けました。
寝室には重くなり過ぎないクラッシクなカーテンとレース、小窓には同じ生地でシェードを。
広い玄関から２階へ上がる階段の手すりは黒のアイアン、それを受けて２階リビングのレールはアイアンの装飾レールをチョイス。
大きな出窓はたっぷりの奥行きがあり飾り台としても使えることからレールはカーテン用のアイアンレールとレース用の機能性レールのシングル＋シングルでレールを取付けカーテンを掛けることにしました。
掃出し窓のレールはダブルスタイル、出窓に合わせてレールカラーはアイアンレールは黒だけどレース用はホワイトにしました。
リビングのカーテンもコットンの含有率が高いのでこちらもドライクリーニングをおススメします。
フィックスの窓は日差しを遮ることが優先事項、カーテンより濃い色をチョイスしてアクセントとしました。
ダイニングテーブルの上にはカーテンとお揃いのテーブルセンター、剣型にして落としても恰好よく作りました。
リビングと繋がるキッチンはブラインドでとおっしゃるT様、だけどスチールじゃあお部屋が可愛そう。そこでウッドより操作性が軽くタタミ代の少ないバンブーブラインドを施工しました。
まだまだ片付けが終わらないと仰るＴ様、暑い時期ですからゆっくりと・・・過ごしやすくなる頃には窓辺を楽しむ心の余裕ができることでしょう。